対応機種 | スーパーファミコン |
発売日 | 1995/12/08 |
価格 | 9500円 |
発売元 | ハドソン |
パーティゲームの定番「桃太郎電鉄」が、デラックスになって新登場。
前作比で容量2倍となり、様々な部分がテコ入れされ、イベントも増え、演出も強化され、グレードアップした見どころたっぷりの作りに期待大!
前作はイベントやカードなど追加要素がありつつもマイナーチェンジと言った程度に留まったゲーム内容だったが、今作は、グラフィックは一から書き換えられ、イベントも一新され、
まさに続編の名に恥じないパワーアップっぷりを発揮している。
このシリーズは桃鉄2で完成の域に達したと感じていたが、まだまだ進化の余地があることに驚き、また、桃鉄はこのDXでもう一段高い領域へと足を踏み入れたと強く実感させられたゲームでもある。
細部に渡るまで、バランスが調整され、イベントは作り直され、それでいて、追加要素にも事欠かない。
桃鉄2などで、さんざんハマった人にこそ、もう一度戻ってきて遊んでみてほしい。あまりの進化っぷりにびっくりするはずだ。そう思わせるほどのクオリティを叩き出している。
ゲームとしては、より一層戦略性が高くなり、その代わり、やや逆転要素に乏しくなったかな?という気はするものの、キングボンビーの悪行は相変わらず恐ろしいし、なんだかんだで意外性のある展開が待っていて面白い。
パーティゲームの定番の冠をもつ本シリーズが順当に進化し、また、期待に沿った安定した面白さとなっている。
さすがにファミコン版から数えてシリーズ5作目ともなると、大きく外すと言ったことはしない。まさに、スキなしの作品となっている。非常に完成度は高い。
桃鉄はさらに一段パワーアップした、傑作!