NuPa ぬうぱ Numeric Paint puzzle


対応機種プレイステーション
発売日1996/03/29
価格4800円
発売元トミー

(c)1996 TOMY
戻る

いわゆる「お絵かきロジック」のゲーム版。
有名なゲーム作品で言えば任天堂「マリオのピクロス」と同系統のパズルゲーム。

ざっと簡単なゲームルールを書くと、30分の制限時間があり、4回間違えるとゲームオーバー。なお、間違えた際に、残り時間の1/4が削られる。
問題は全部で300問あり、5×5、10×10、15×15、20×20、25×20の問題サイズがある。

ゲームとして気になった所は、問題選択時やクリア時のロードが長い。また、キーレスポンスが悪くはないのだが、独特のもっさり感がやや気になった(オプションでカーソル感度は変更可能)。
が、どちらもプレイしていれば気にならなくなっていく程度のものだろう。

一応、世界観やストーリーが用意されており、アドバタイズデモやゲームを進めていくことでムービーが流れるが、これの出来が微妙で、あっても無くても良いといった感じ。
思い切ってバッサリ切っても良かったかもしれない。

難易度も程よく、簡単なものから難しいものまでバランス良く揃っている。
ただ、終盤の問題は、仮定法というか、確定塗りでは解き進めず、勘に頼った塗りを必要とする場面があったことと、30分の制限時間ではキツイところが気になった。
ナビゲーターにヒントを貰う機能も付いているが、使ってしまうと「ヒントを使って解いた」と表示されてしまう。
仮に間違えても、残り時間の1/4が削られるというルールになっているので、残り時間の少ない終盤に間違えるとペナルティがその分少ないという利点がある。慣れた人はノーヒントで十分だろう。

基礎的な部分は出来ていて、不便を感じるところはないので、この手のパズルゲームが好きな人は十分楽しめるだろう。そこで結論。

「ピクロス」好きは買い。





[2017/10/13]
戻る

inserted by FC2 system