PC Engine Best Collection ソルジャーコレクション


対応機種プレイステーションポータブル
発売日2008/09/25
価格2800円
発売元ハドソン

(c)2008 HUDSON SOFT
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PCエンジンで発売されていた、スターソルジャーシリーズの詰め合わせ。
「スーパースターソルジャー」「ファイナルソルジャー」「ソルジャーブレイド」「スターパロジャー」の4本に加え、
ハイスコアを競ったキャラバンイベントで使用された、特別バージョンも収録されている。

すべて既にWiiのバーチャルコンソールで配信されているソフトなのに加え、収録タイトルのうち、3本がHuカード製。
これでは、これまでより商品の訴求力に乏しいと言わざるを得ない。

また、PSPはきわめて優秀な液晶を積んでいるが、それでも残像や応答速度を完全に克服出来たものではなく、
元の画面サイズが小さいことなどをあわせると、シューティングを遊ぶには劣悪な環境である。
具体的には、残像やラグ(というほど遅延があるわけではないが)によって、難易度が上昇する。
はっきりいって、目が疲れる。

PSPよりもエミュレーターの再現度の可能性もある。「天外魔境2」なんかでは、微妙に操作性が違っていた気がする(これだって、ボタンのせいかもしれない)。
いずれも、なにが原因なのかは外側から見ている分には断言出来ない。

これらの状況のせいもあって、到底遊びこむ気になれなかった。
商品にしやすい題材を持ってきたのだろうが、PSPというスペックを考慮して選んで欲しかった。
PCエンジンの名作といえば、ボンバーマンとか桃太郎伝説とか、まだ他にもネタはあったろうに。

このゲームだけの特典として、これらのゲームの攻略ムービーが高橋名人の解説付きで収録されている。
が、ボス戦の攻略は一部のボスだけだったり、名人の解説もパッとしなかったり、はしょりすぎである。お粗末な映像だが、ありがたい特典ではある。そこで結論。

PSPでSTGは駄目だ(PSP用に作ったんならともかく)。失敗作。





[2008/10/05]
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