パンツァードラグーン


対応機種セガサターン
発売日1995/03/10
価格6800円
発売元セガ

(c)1995 SEGA
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セガサターン初期のキラータイトルとして発売された、ド派手な3Dシューティングゲーム、それが「パンツァードラグーン」だ!!

幻想的、神秘的といった言葉がしっくり来る、綺麗なビジュアルを背に、主人公はドラゴンにまたがり、バルカンとホーミングレーザーのロックオンの2種類の撃ち分けで実にシンプルに戦っていく。
世界設定やストーリーも凝っており、ゲーム開始時のCGムービーでそれが描かれる。ムービーの画質も非常に良く、滑らかに動く。

とにかくグラフィックがすこぶる綺麗。多少画質的な荒っぽさは感じられるものの、それすらも上手く雰囲気として描かれている。
特にテクスチャの出来が良く、ポリゴンっぽさを感じさせない、高いクオリティで出来上がっている。

見た目だけ凄いゲームというわけではなく、
3Dシューティングとしてもしっかり出来ていて、難しすぎず簡単すぎずという絶妙の難易度は、ゲームオーバーになっても何度でも挑戦したくなる魅力がある。
多少、終盤のステージが難しめなのだが、何度もプレイすれば上達を肌で実感できるしっかりした作りで、かなり面白い。

ただ、スコアの概念がないのが残念と言える。一応、ステージごとに撃墜率という形で、ゲームの制覇度を表示してくれる。これがスコアの代わりを担っているが、これだけでは個人的には燃えなかった。
攻撃や武装に変化もないので、ノーコンティニューで通せるようになってしまうと、途端に飽きが来てしまうように思う。

まさにアーケードクラスといっても過言ではない、これだけレベルの高い3Dシューティングをハード初期にいきなりリリースできてしまうのはさすがセガと言うべきところだろう。そこで結論。

間違いなくサターンを代表するゲームの一つ。傑作!!




[2017/06/26]
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