ピクロスe8


対応機種ニンテンドー3DS(ダウンロードソフト)
発売日2017/12/20
価格500円
発売元ジュピター

(c)2017 Jupiter
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6年もの歴史があり、人気シリーズである「ピクロスe」シリーズの8作目。

ゲームとしては、完全に前作「ピクロスe7」の仕様を引き継いでおり、問題が新しくなっただけなので、
実のところ、書くことというと、何もなかったりする(前作で完成型という結論に達したのだろう)。

収録問題の内容を書くと、通常問150問、その問題をメガピクロス化した150問、ミクロス3問。
そして、過去作のe1、e2、e3を持っていることで5問ずつ追加される、プレゼント問題(メガピクロス)合計15問。
問題のサイズは、5×5、10×10、15×15、20×15のバリエーションだ。

全体の収録問題数としては315問(+ミクロス3問)と言う、大ボリュームとなる。

今回は、前作と比べると、全体的に問題がやや難しめになっている感じがする(気のせいかもしれないが)。
特にメガピクロスは、問題作成がこなれてきたのか、難易度が高くて、このあたり、もう少し下げてくれても良かったように思う。

これまで指摘してこなかった、細かい気になった点を書いて終わることにしたい。

解いている時間が60分を越えると、完成時の絵がカラーにならないという実質的な時間制限は撤廃した方がいいだろう。
これのせいで、難問を解いているときも、なんだか時間に急かされてる感じで、じっくり考えられない。時間的余裕はあるのだが、できれば時間制限は無い方が望ましい。

また、通常問で、5の倍数の問題は、アシスト機能を使うことが出来ないが、
ノーアシスト(ヒントルーレット、ナビゲーション機能)でクリアすると勲章が付くシステムを取り入れたのなら、アシスト機能の制限はなくしても良いだろう。
現に、メガピクロスモードでは、アシスト機能の制限は無いわけだし。できればルールは統一したほうが良い。

重箱の隅突きをするようなこともしてしまったが、基本的な部分の完成度はかなり高いので、全体としてはよく出来た作品である。
さすが、老舗とも言えるほど、歴史を重ねてきたシリーズなだけはある。ゲームとしての隙がない。問題なく楽しめるだろう。そこで結論。

ピクロス好きは遊べ!(毎回、書いている気がするが)





[2017/12/26]
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