ピクロス LORD OF THE NAZARICK


対応機種Switch(ダウンロードソフト)
発売日2019/07/25
価格1000円
発売元ジュピター

(c)2019 Jupiter / KADOKAWA
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何度もアニメ化され、根強い人気を誇っている「オーバーロード」と「ピクロス」がまさかのコラボ。
「オーバーロード」にちなんだ問題がプレイヤーを待ち受ける!

ゲームの概要としては、「ピクロスS3」に「オーバーロード」のガワをかぶせたと言って良い感じの内容。
ただし、問題収録数や細かなゲームシステムが異なっている。

収録問題数の内訳は、通常問が81問で、それをメガピクロス化した問題が81問で、合計162問で問題数がピクロスSシリーズと比べると約半分に減少。
カラーピクロスが27問で、クリップピクロスが9問入っており通常問の少なさをカバーしている。割合的にはクリップピクロスの問題数が増大している。
単純に問題数だけでいうと、合計519問も収録されており、ピクロスSを凌ぐボリュームとなっている。

ゲームシステムは、今回は新しいことをやっていて、キャラクターごとに一定量の問題を割り当てていて、それを解いていくと、原作のストーリーが語られるイベントシーンが見られるという形になっている。
とはいえ、原作を知らない人には「ついていけない内容」になっているのは惜しい。まあ、原作のストーリーを超短時間でなぞる事自体、無理があるわけですが。
だが、こういった努力があるということは、評価して良いと思う。

問題自体の難易度は、基本的には低めに抑えられているが、難しい問題もあり、問題自体の質が高いので、ピクロス好きが手を出しても満足できる。
ただ、割合的にクリップピクロスの問題が多いので、簡単な問題を次々と解いていくのが苦手な人(難しい問題をじっくり解くのが好きな熟練者)には、辛いところも多いかもしれない。
また、ノーアシストの勲章がないので、この辺り気にせず遊べるようになっているのも配慮が行き届いている。

ゲーム自体の質も相変わらず高いので、安心してプレイできる。

原作ファン、ピクロスファン双方が満足できる内容(レビュー内容も「けものフレンズピクロス」とほぼ一緒だな、わはは)。





[2019/10/10]
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