対応機種 | スーパーファミコン |
発売日 | 1996/12/20 |
価格 | 7500円 |
発売元 | カプコン |
有名なディズニー映画「ピノキオ」をゲーム化した物である。
ジャンルはジャンプアクションで、映画のストーリーに沿ったステージが全9面用意されている。
発売はカプコンだが、海外で出されていたものを日本向けに翻訳しただけのようで、ゲームの中身には一切タッチしてないようだ。
この手の海外物の版権ゲーはたいがい出来が悪いが、本作もその法則に乗っかった内容になっていて、相変わらず面白く無い。
横スクロールのアクションゲームだが、ただゴールに向かって進めば良いステージはほとんど無く、なんの説明もなくアイテムを集めさせられたりする。
強制スクロールの場面など、理不尽にやられてしまう部分が多く、全体的にストレスが溜まるバランスである。その不条理さがわかっているのかコンティニューアイテムや残機アップのアイテムが大量に配置されている(日本版を出すときに再調整したのかもしれない)。
とにかく、ゲームを進める際に必要な説明がなく、かといってやっているうちに意図が把握できる作りでない。わざと突破法を教えずに隠している箇所もあり、この辺は洋ゲーならではといったところだろうか。
全9面だが、ミニゲームだけで終わるステージなどもあり、実質的には5面も無いといっていい。ゲームとしては短いと言える。
ステージのバリエーションが豊富で、マップチップの使い方もおおらかで型にはまっていない構成なのは、海外ゲームの長所と言えないだろうか。プレイヤーキャラクターのアニメパターンも沢山用意されていて作り込まれている。そこで結論。
良くある出来の悪い版権ゲー。