斜め見下ろし型(マリオRPGみたいな感じ)の視点が目新しい大作アクションRPG。 確か、レベルなどは無く、ゼルダチックなゲームだった記憶があるのだが、 とにかく、このゲームは、わざわざクォータービューにする必然性を感じない。 というのも、十字キーでの移動の割り振りが、無理矢理斜め4方向に固定してしまっているので 動きが直感的じゃないのだ。 ドット絵で立体感を出す苦肉の策なのではあるが、操作の利便性を捨ててまでやることなのか? マリオRPGでは、直感的な操作性を優先して、クォータービューでありながら 移動を十字キー8方向に割り振ったのだが、恐らくこのゲームで失敗しているのを知っていたのだと思う。 キャラを動かすのにまず慣れるのが大変。 そして、慣れたとしてもさほど面白いゲームではなかったように思う。 当時のメガドライブの中では、大作ゲームの扱いをされていたのだが、 素直に普通のフィールドタイプにして、その分ギミックや細かなバランス調整に拘った方が 面白いゲームに仕上がったと思うのだが。 因みに、のちにSFCで発売されたレディストーカーというゲームは このゲームが元となっている。