| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| 発売日 | 1989/12/08 |
| 価格 | 5800円 |
| 発売元 | ハドソン |
オーソドックスなコマンド選択型アドベンチャーゲーム。
アドベンチャーゲームのハドソンということもあって、要所要所のツボを抑えてるし洗練された作りなのだが、肝心のストーリーが薄味で魅力がない。
基本コマンドの数が少ないことも手伝って、ADVとしての難易度はかなり低く、フラグ立ても素直で、いかんせん簡単過ぎる。
敵と戦うバトルシーンなんかもあるのだが、解法がワンパターンで緊張感がないし、なにより面白く無い。
理不尽に難しいのも考えものだが、ここまで捻りがないのもいかがなものかと思う。
ファミコンということもあって、演出もイマイチで、テンポよく進むためにすぐ終わってしまって物足りない。
いくらADVとしての出来が良くても、シナリオが面白くなければ意味が無いことを痛感させられる一本。そこで結論。
ゲームにおけるシナリオの重要性が分かる作品。