対応機種 | プレイステーション3(PlayStation Store) |
発売日 | 2012/05/16 |
価格 | 1500円 |
発売元 | セガ |
さっぱり音沙汰がなく名ばかりの企画倒れになってしまったと思っていた「ソニックザヘッジホッグ4」のエピソード2が登場。
前作がイマイチだったので買うのを渋ったのだが、かなりテコ入れがなされており、非常に出来が良い。
まず、ステージマップがプリレンダリングの1枚絵からフルポリゴンになって、迫力が段違いになっている。
またゲームシステムがソニック2に近いものになっており、相棒のテイルスを2Pキャラとして動かすことが出来たり、パートナーアクションという便利な新アクションが追加されている。
スペシャルステージも、ソニック2と同じものを採用していて、チューブ状のマップをリングを集めて奥へ奥へと走っていくものだが、このチョイスはポリゴン化との相性が抜群に良いものとなっている。
ゲームバランスが丁寧で遊びやすくなっていて、イライラするところがほとんどない。
強制スクロールのステージが、ソニックの疾走感というテーマと合ってない(ソニック2と同じ失敗をしている)、終盤のボス戦が相変わらず意地悪であまり面白くない(それでもコツをつかめばスムースに進むので前作よりはだいぶ楽になっている)。
パートナーアクションを発動するたびに、演出で時間が止まるのがうざったい。後少々だらだらしたステージ(箇所)があって退屈なところがあるなど。
目立った不満点としてはこれぐらいで、カオスエメラルド収集に加えて、ステージ上に隠されたレッドスターリングを探すやりこみ要素も充実していてボリューム面も申し分ない。
2P同時プレイが出来るようになったのだが、なんとオンライン協力プレイにも対応している。セガ太っ腹ーっ!
そんなわけで、ダウンロード配信のゲームとしては、力の入っている方で、一見の価値ありな作品となっている。
さすがにパッケージタイトルと比べると見劣りするのは仕方のないことだが、1500円でここまでのクオリティのものが遊べるというのは素直に素晴らしい。
ちなみに、エピソード1所持者だけがプレイできる「メタルソニック編」は本当におまけ程度の内容なので、無理してプレイ環境を整える必要はない。そこで結論。
良い感じに昔のソニックらしさが出てます。オールドファンは遊ぶべし。