対応機種 | プレイステーションポータブル |
発売日 | 2006/03/02 |
価格 | 4800円 |
発売元 | スクウェアエニックス |
プレイステーションポータブルで、あの「ヴァルキリープロファイル」がよみがえる。
続編の発売を間近に控え、新規ムービーを携え、戦乙女が帰ってきた。
リニューアル移植と銘打ってるものの、CGムービーを追加しているだけで、実質ベタ移植である。
データは全てそのまま流用しているっぽく、グラフィックなんかも、PSPの解像度でごまかして綺麗に見せている感じ。実際、フィールドマップのポリゴンは、汚いし、ポリゴン欠けもそのまま。
それの弊害か、マップによってピントがあってないのか、ぼけて表示されるところもあって、違和感。あと、神界フェイズのときだけ、解像度が高いのも変。
セーブ画面もPSPはああいう表示しか出来ないんだっけ?なんとかして整合性をとって欲しかった。
戦闘シーンは、もっときびきび動いていた印象があったのだが、やはり比べてみると、PSP版は、処理落ちを起こしている。
ロード時間もオリジナルより長く、UMDの特性なのか、アクセス時間も安定せず、非常に長く待たされる時がありストレス。
マイナスの面ばかり書いてきたが、ディスク交換が無く、フリーズに悩まされる事がなくなったのは、大きな進歩である(特に後者は)。
新規CGムービーの量は結構多い。当然ながら、違和感バリバリだったセルアニメも全てCGに差し替えられている。
クオリティも結構高く、綺麗。しかし、当時のCGムービーとの差が出てしまっているのが、作品全体として見ると、統一性がとれてない。
ムービーの挿入も、強引なところもあり、もうちょっと頑張って欲しかったところではある。
プレイアビリティは低下しているが、フリーズバグが無くなっているので、未経験者なら、PSP版を選ぶ方が賢明かも。
もうひと頑張りすれば、文句なしにオススメできる商品になったのに!