対応機種 | ゲームボーイ(カラー専用) |
発売日 | 2001/02/27 |
価格 | 3800円 |
発売元 | 任天堂 |
任天堂と、「バイオハザード」のカプコンが手を組んだ!
あのカプコンが、なんとゼルダの伝説を制作!アクションゲームを得意とする老舗メーカーの腕の見せ所となった本作。果たして出来映えはどうなのか。
本作は「大地の章」「時空の章」と2本に分けて同時発売された。
ポケモンとは違い、ゲーム内容はまったく違う物で、クリアデータを別の方に持っていくことで、シナリオがリンクして真のエンディングが見られるという凝った演出を取り入れている。
基本プログラムは、1993年に出した「夢を見る島」と同じだが、非常に不愉快になった点が一つ。
ダンジョン一部屋の広さが、GBの画面に収まりきらない大きさにしてしまっているので、探索が面倒。
スクロールものろく、なんとなく気怠い。
アイテムの一つ、ふしぎの木の実の付け替えが面倒なのも何とかして欲しい。種類もちと多い感じ。
「大地の章」はアクション重視、「時空の章」は謎解き重視、とアクセントを付けているようだが、どうにも無理矢理っぽさが否めない気もする。
元々操作性イマイチだったサイドビューマップを多用されてるのもどうかねぇ。
完全にカプコン任せで作っているせいか、微妙なテンポの悪さや、謎かけの強引さなど、本家に一つ遅れを取っているのがひしひしと表れているところが非常に惜しい。
それでも、ゼルダの名に恥じない水準で出来上がっているところが事実としてある。
そこで結論。
GBだってまだまだ遊べる!